美しい音色に酔いしれて―。親と子のふれあいコンサート(共催佐敷町・町教育委員会・シュガーホールにエールを送るカノンの会)が4月12日午後二時から、町文化センター・シュガーホールで行なわれました。
コンサートは、砂川正子氏(首里少年少女合唱団指導者)によって進められ、第一部では、歌えば楽しと題し、首皇少年少女合唱団のみなさん(指揮/砂川正子 ピアノ/平良明子)による歌声が披露されました。四季のうたや、おおシヤンゼリゼなど、子ども達の澄みわたる声が会場いっぱいに響くと聴衆から盛んな相手がおくられていました。
第二部はピアノは楽器の王様と題して、砂川聖子さん(演奏家)による独奏で、ショパンの「革命のエチュウド」や「子犬のワルツ」ベートーヴェンの「エリーゼのために」などポピュラーな曲が演じられました。曲目によって変化する音の強弱に、訪れた人達はうっとり酔いしれているようでした。
第三部はバイオリンはやさしいお姉さんと題し、砂川亮子さん(武蔵野音大二年在学中)がエルガーの「愛のあいさつ」やボッケリー二の「メヌエット」などを演奏、バイオリンから奏でる美しい音色に、参加した親子は身をのりだして聞き入っていました。
各部で町内の小学生(津波暁子さん、美里円さん、兼島あいさん)芸大生(當間錦さん、石川文乃さん)が特別ゲストとして出演、専門分野の声楽や楽器を披露し、ふれあいコンサートに華を添えていました。