平成6年3月25日に国土庁から平成6年の地価公示が発表されました。地価公示は、都市計画区域内の各地域で標準的な使われ方をしている土地―これを標準地といいます―を選んで、その適正な土地価格を公表し、土地を売買する際の目安にしていただくものです。また、地価公示価格は、不動産鑑定士が鑑定評価を行う場合や、国、地方公共団体等が公共用地等を買う場合の規準とされるはか、都道府県知事が、国土利用計画法に基づいて土地売買の届出があった土地の取引価格の審査をするときの規準ともされ、適正な地価の形成に大きな役割を果たしています。