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文化の香る新しいまちづくりを 津波町長3月議会定例会で所信表明 

第108回佐敷町議会定例会は3月11日から24日まで14日間の会期で開かれました。
開会冒頭、津波元徳町長が町政運営方針を表明しました。その中で、津波町長は「まちづくりは人づくりを念頭に文化行政に力を入れ、町文化センターを拠点に文化の香る新しいまちづくりに努めていく」と強調。今年度は、「平和で住みよいまちづくり」「夢ふくらむ『むらおこし』」「福祉と結の里づくり」の三点を施策の柱に、新しい時代、地方の時代にふさわしいまちづくりを推進し、誇れる郷士・佐敷町にしていくことを明らかにしました(施政方針は8~11ページに掲載)。
町は、今3月定例会にこの施政方針の裏づけとなるべき予算、条例など議案17件、報告1件を提出。慎重審議の結果、全て原案どおり可決されました。
平成6年度一般会計予算の歳入歳出総額は、33億3,554万円。これは、前年度に比べて5億5,087干円、14.2%の減となっています。
予算規模の縮小は、歳入面において地方債の大幅減、歳出面において投資的経費(文化センター建設事業費等)の大幅減に伴うものです。新年度主要事業には、文化センター駐車場建設をはじめ公有水面埋立、農村総合整備、道路整備、下水道整備などがあげられます。
また、生ゴミ処理器購入への半額補助、母子・父子家庭等医療費助成及び乳児医療費助成が新規事業となっています。
平成6年度国保特別会計予算の歳入歳出総額は、前年度比3.31%増の6億8,656万干円、老保特別会計予算の歳入歳出総額は、前年度比13.0%増の7億7,461万5千となっています。
3月18日の一般質問では、7人の議員が登壇、町政全般の諸問題を活発にただしていました。

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大分類 テキスト
資料コード 008447
内容コード G000000648-0001
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第201号(1994年4月)
ページ 2
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1994/04/10
公開日 2023/12/05