イチャリバチョーデーの心で
「車を連転する方々は、目の不自由な人に気を配ってほしいですね。」佐敷中2年生の宮
城智佳恵さんと外間千鶴さんは話す。このほど、「盲人に配慮を」と書いた絵入りの立てカ
ンバンを作成して新里の坂3ヵ所に立てた。
町内に住む石島晃さん(視覚障害のため盲導犬とともに生活)が3回も交通事故にあった
と聞き、自分達に出来ることはないかと生徒会で話し合った結果、立てカンバンを作ること
に決まったという。毎放課後、1週間かけて作成したカンバンは、今、運転手のみならず多
くの方々から反響を呼んでいるようだ。
これまで、積極的にボランティア活動にかかわってさた2人は、「弱者を見た時にかわい
そうだねとだけ思っていたが、多くの活動を通して一緒になって何かでさないかと考える
ようになった」と話す。困っている人を見た時、誰でも気軽に声かけができればいいな、2
人は顔を見合わせた。