なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

「よりやげの根国」シンポジウム

第一尚氏発祥の地として、佐敷が誇りとする歴史と文化を、広々とした上城の野から馬天
の波静かな海を眼下に、各専門家に論じてもらおうというもので、テーマを「大交易時代に
佐敷が果たした役害」と設定しています。
主催側では「従来各地で開かれた行政主導のフォーラムやシンポジウムの域を越え、多く
の町民や内外の歴史学者、研究者を巻き込んで、佐敷を視点に据えた琉球史に論点をしぼり、
将来の佐敷、その文化性を明確にしてゆく」と語っています。このシンポジウムは第2次、
第3次と毎年開催、中国調査団の派遣やアジア芸能交流、副読本の編集なども考えている
とのことで、町民から期待が寄せられており、佐敷町文化センターや町史編集との整合性も
求めることにしています。
町民多数の参加を、関係者は呼びかけています。

期 日/1994年3月27日(日)午後2時
場 所/佐敷町老人福祉センター
主 催/佐敷町、佐敷町文化協会
テーマ/大交易時代に佐敷が果たした役割

基調報告:宮城鷹夫氏(町文化協会長)
民俗と芸能:宜保栄治郎氏(県立博物館長)
歴史と考古:当真嗣一氏(県立博物館主幹)
祭祀と門中:新垣源勇氏(知念村文化協会副会長)
地域と海:上田富二夫氏(沖縄水産高校教諭)
民話と生活:真栄城勇氏(町文化協会文化部長)
コーディネィター:大城学氏(県教育庁文化課)

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大分類 テキスト
資料コード 008446
内容コード G000000643-0005
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第200号(1994年3月)
ページ 7
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1994/03/10
公開日 2023/12/05