沖縄県児童生徒の学力を高めるために、昭和63年度に「学力向上対策主要施策」を策定し各種の事業を展開しており、その具体的事業の一環として「達成度テスト」を実施しております。小学校は昭和63年度から実施し5回目、中学校は平成元年度からの実施で4回目となっております。
本年度も、県内の公立小学校第6学年の全児童に「国語」 「算数」
公立中学校第2学年全生徒に「国語」 「算数」 「英語」が実施され、本町でも、佐敷小、馬天小、佐敷中の児童生徒を対象に実施しました。
実施及び分析・考察のねらいは本県児童生徒の「学力の実態」を
(1) どの学年で、どの領域、内容につまずきがあるか
(2) 県内各地域ごとの学力はどうなっているか
(3) 各教科・学年の学力はどのような動きを示しているか
の観点で調査し、その結果を分析し各学校の教育計画、年間指導計画及び日々の学習指導に反映させる等、児童生徒の学力向上に資することを目的としております。
達成度テストは、50点満点で、問題が50からなっています。基礎基本の問題になっており、県としての目標は平均が40点になることです。
本町においては、
☆小学校(佐敷・馬天両小の平均)
国語…昨年度より4・1点アップ
算数…昨年度より2・7点タウン
両教科の平均をみると、年々上がってきています。
☆中学校
国語…昨年度より10・9点アップ
数学…昨年度より6・0点アップ
英語…昨年度より6・9点アップ
3教科の平均をみると、目標の40点にかなり近づいてきています。