わが町は花とみどりと思いやり
昭和61年6月1日町民憲章の発表とあわせて町花、町木、町花木11種類が制定されました。四季折々に咲く花を楽しめるように配慮、複数を制定した点で注目を集めました。現在、本町では、全町植物園化構想のもと花とみどりに包まれたアメニティー豊かなまちづくりが着々と進められています。
町花
テンニンカ
佐敷の丘陵台地に自生していたもので、花も美しく、実もおいしく、人々に親しまれた木である。方言名はモーバンシルー。
サンダンカ
沖縄3大名花のひとつとして、古くから親まれてきた花である。花は春から秋にかけて咲き、色も白、赤、黄など多種あり、その見事さは格別である。
ランタナ
花の色は、黄、紫や黄から赤に変化するものなど多種ある。肥培管理の必要がほとんど
なく、条件の悪い場所でも十分生育する殖やしやすい花で中る。
カエンカズラ
蔓性植物であり、壁面緑化には最適一である。冬の花枯れの時期にいっきに咲きだすだいだい色の花は大へん強烈な印象を与えるものである。
町木
デイゴ
材は漆器の素地に利用されている。
観賞用としても適している。町では昭和53年から造林を積極的に進めている。
ゲッキツ
庭園樹として最適である。佐敷の丘陵に普通に自生し、材としても有用な木である。方言名は、ギキジャー。
リュウキュウコクタン
材は有用であり、防風防潮にも適しているので、街路樹として植栽してもよい。方言名は、クルチ。
町花木
トボロチ
秋から冬にかけて長期間、見事なピーンク色の花が咲く。別名、トックリキワタ。
ナンバンサイカチ
ゴールデンシャワーともいう。
夏の最中、その名のごとく黄金の雨のようにキラキラと輝いて咲く。
北風の強い環境にもよく生育する。
モモイロノウゼン
新入学時期の4月ごろを彩るものとして特徴的である。ピンクテコマともいう。
イッペー
冬の一時期であるが、落葉した木に黄や紫紅色の花が咲く。大木にならず開花する。