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女性の声にも耳を傾けて… 行政と語る会で要望相次ぐ

日ごろの活動を通して感じていることを行政側と話し合って解決していこうと、町婦人会、町生活改善実行グループ連絡協議会、JA島尻東婦人部の3団体主催による行政と語る会が12月12日町農村婦人の家で行なわれました。
この日は、婦人側から30人、行政側から3役はじめ関係課長ら11人が出席しました。ごみ問題や助成金アップ、女性の地位向上施策など12項目の質問事項が婦人側から出され、担当課長が回答する方式で進められました。
その中で、婦人会事務所設置の要望には、町は「文化センターの一室をあてる」と答えていました。
また、有職婦人が増えて役員のなり手がいない。働きながら婦人会活動をするには事務局設置が必要であり、そのためには、現在の95万円の補助金を120万円にアップしてほしいと要望。これに対し、町は、「予算の申請は今月末まで。申請された段階で検討したい」と答えていました。
手づくり石けんの需用が多い。乾燥場があればもっと住民の需要にかなえることが出来る。健康と環境を守る目的でやっているので是非乾燥場の設置をとの要望に町側からは「現在、設置場所を検討中。地域にあった施設の充実を図っていきたい」との回答がありました。
各種委員会への女性の登用については、町は「有能な人材がいれば、積極的に登用していきたい」 と回答。その他、婦人の家の使用時間の延長や農産加工用の冷蔵室の設置、交通安全対策、古紙回収への助成金の見直しなど相次いで意見や要望が出され、町は「前向きに検討したい」と話していました。

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大分類 テキスト
資料コード 008446
内容コード G000000641-0006
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第198号(1994年1月)
ページ 5
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1994/01/10
公開日 2023/12/05