こんな方法もあるんだ―。平成5年度介護研修会が11月19日午後、町老人福祉センターで開催されました。ねたきり老人や痴呆性老人、身体障害者の介護に当たっている介護者等を対象に介護の方法や接し方について学び、お互いが日頃の悩みや体験を交流することにより介護の疲れをいやし、心身のリフレッシュを図ることを目的に町社会福祉協議会(浦崎政善会長)と町在宅介護支援センター(垣花恵政所長)が共催して行なったもので、今回初めて介護実技指導が取り入れられました。
研修会は、最初に介護支援センターの大城則子ケースワーカーによって介護支援センターのしくみについて詳しく説明がなされました。また、併せて当センターの利用も呼びかけていました。
介護実技指導は、入浴介助、排泄介助、床ずれ予防と処置の3点について行なわれました。入浴介助では、清拭、洗髪が、排泄介助では、オムツ交換、尿器、便器の使用方法、ポータブルトイレの利用方法、マッサージの仕方などが実践され、参加者は、身をのりだして見入り、真剣な表情で目を傾けていました。
実技指導後は、沖縄メディカル病院総婦長の野底芳子さんによる講話「老人の介護について」が行なわれました。