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生ゴミで肥料づくり実現へ コンポスターモニターを委嘱

みなさんは、生ゴミをどのように処理していますか。町では、このほどコンポスター(生ゴミ処理器)モニターに10人を委嘱し、試験的に生ゴミ処理の実験を行なっています。
今回のコンポスターは、従来の畑や庭に埋め込む方式ではなく、家庭から出る生ゴミに、粉末状の処理剤を振りかけ、発酵させて良質の肥料に変える、いわゆるマンションやアパートでも使用でき、また、悪臭の少ないことが特徴とされています。プラスチック容器の生ゴミ1㌔につき、粉末大さじ2杯をふりかけ密閉、発酵させると、1週間ほどで3分の1ほどの量に減り、この「残りかす」が庭木や菜園の肥料として利用されます。
モニターの嶺井光子さんは、「使用して3週間になりますが、悪臭もなく虫もわきません。早速、たい肥として利用しています。草花の肥料として最適ですね。これまで、生ゴミの処理に頭を痛めていたのですがコンポスターのお陰で、台所をあずかる主婦にとっては、とても助かっています。何事も継続が大切であり、コンポスターの使用も継続し、それをステップに、環境問題に対する住民の意識の高揚が図れればいいと思います」と感想を語っていました。
モニターは、次の方々です(敬称略)。
▽城間廣子 ▽外間克子 ▽我那覇由喜子 ▽嶺井光子 ▽嶺井政子 ▽西江登美子 ▽仲村渠洋子 ▽渡名喜一子 ▽知念富枝 ▽塩川安子

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大分類 テキスト
資料コード 008446
内容コード G000000638-0004
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第195号(1993年10月)
ページ 3
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1993/10/10
公開日 2023/11/30