1週間が待ちどおしいです。
老人クラブの陶芸同好会に所属して3年になる山内ヨシさんと山内ツルエさんの2人。隣り近所に住み親せき関係にある80歳と75歳のおばあちゃんだ。
なんとなく始めた陶芸、最初の頃は先生に「自分で考えて作りなさい」と言われて戸惑い、やめようと思ったこともあると笑った。でも、皆で知恵を出しあって作っていくうちに陶芸のおもしろさを知ったという。「自分が気に入るまでくずしたり、作ったりの繰り返しよ。最初の頃の作品は、恥ずかしくて見せられないです」と笑顔をみせた。今では、花びんや皿などの作品を友人にプレゼントするまでに上達。
「ヤームノーヨーゲーナトーンドー。ワシヌムンガルマシヤッサー」と冗談の言いあえる仲間ができたことが何よりもうれしいね、と顔を見合わせる2人のおばあちゃん。
暇な時は、い草でぼうしやぞうりなどを編む手の器用なおばあちゃんでもある。「手を動かすことが好きなんですよ」と話し、仕上げた作品を並べた。そして、この日も2人で仲よくぼうしを編み始めた。