総称は佐敷町文化センター
シュガーホール (ホール)
つきしろ広場 (屋外ステージ)
建設が急ピッチで進められている佐敷町文化センター(仮称)の正式名称が決まりました。
町は6月10日から町民を対象に、文化センターの総称、ホール及び屋外ステージの愛称を募集していましたが、7月17日の締切りまでに応募があった点数は、総称69点、ホールの愛称102点、屋外ステージの愛称76点にも及びました。
審査は、佐敷町文化センター運営審議会(宮城鷹夫会長)で、2日間にわたって慎重に行われ、その結果、施設の総称に、冨祖崎の吉田一史君(高一)の「佐敷町文化センター」、ホールの愛称に、津波古の謝敷美希さん(小五)の「シュガーホール」、屋外ステージの愛称に、手登根の呉屋フサ子さん(主婦)の「つきしろ広場」が当選作品として選定されました。
この審査結果は、早速山城町長に報告され、8月10日に正式に決まったものです。
佐敷町文化センターは、来年の6月オープンを目指して、目下、運営の基本方針、開館記念事業の内容などの検討が進められています。以下は、運営審議会の選定理由。
・総 称
「佐敷町文化センター」
佐敷町は、この施設を中心に、文化センター地区として町立図書館、博物館等を整備していく方針である。「佐敷町文化センター」は、この地区の第1段階、中核として機能する施設の愛称である。
文化センターのメインは音楽専用ホールである。したがってその運営も当然音楽主体となり、町はこのホールを拠点に音楽のある町づくりを展開し、音楽ホールとともに中央公民館や野外ステージの有機的活用を図る。
・ホールの愛称
「シュガーホール」
シュガーホールは、さとうきび畑の中にあり、心地よい甘い響きから連想した愛称である。語感、響きがよく、覚えやすい名称であり、創造の場としての斬新さと親しみやすさにあふれ、他の音楽ホールにない意外性、話題性、独自性を持ち合わせている。
大事なことは、音楽ホールとしてのシュガーホールに、どういう機能を持たせどういう運営をしていくかということである。シュガーホールの価値は、町民と音楽に関わる多くの人々が、主体性を持って高めていかなければならない。
・屋外ステージの愛称
「つきしろ広場」
つきしろという言葉には、佐敷町を象徴し、同時に佐敷町民を背後で守り、支える歴史的意味が含まれている。「つきしろ広場」は、子どもたちや若者が夢を持ち、町民が親しく語り合える場であり、佐敷を軸とする外への広がり、交流・連帯を込めた地域にふさわしい愛称である。
当選者及び当選作品
・施設の総称
佐敷町文化センター 応募者: 吉田一史さん(高一)
・ホールの愛称
シュガーホール 応募者: 謝敷美希さん(小五)
・屋外ステージの愛称
つきしろ広場 応募者: 呉屋フサ子さん(主婦)