努力は結果として表れる
「調子が良かったんです」と笑顔で話す平田教一郎君。
去る5月30目、全国高校総体沖縄県大会において、1500M走、5000M走で見事優勝のテープを切った。彼は、佐敷中時代、駅伝大会でアンカーを務め、区間賞を取るなど優勝の立て役者として活躍した。知念高校に進学後も駅伝部に所属し、1年、2年とも区間賞を獲得、周囲の注目を集めた。
「きつくて、やめたいと思ったこともあります。でも、大会で優勝した時の喜びがあるから続けれるんです。それに、大会には、常に両親が応援にかけつけてくれるので励みにもなっています」とくったくのない笑みを見せた。
自転車通学で足腰を鍛え、部活で20㎞を走り、日曜日は完全休養にあてるという、彼の徹底した練習メニューだ。そして今、彼は、高校生活最後の駅伝大会にかけている。「優勝して全国大会に出場したい」と抱負を語りつつファイトをたぎらせた。