グスヨーチューウガナビラ―。沖縄芝居でおなじみの真喜志康忠さんによる講演会(町文化協会主催)が5月23日、町老人福祉センターで開かれました。「芸能よもやま話」と題して、ウチナーグチとヤマトグチを混ぜたユーモアある語りロに、会場は笑いと拍手につつまれていました。
有名な琉歌や和歌、組み踊りなどを紹介、その意味をおもしろ、おかしくジェスチュアをまじえながら訳し、聴衆を魅了していました。
真喜志さんは、「昔の人の思いは深く、その思いが素直に詩に表現されていて、すばらしい琉歌が詠まれている」と語り、「1度の人生、それぞれの花を咲かせましょう」と結んでいました。真喜志さんの語り口に接っした町民は「とても楽しかったです。今後も同様の講演会を継続してほしいですね」と話していました。
講演会に先立ち、平成5年度佐敷町文化協会総会が行なわれ、会長に宮城鷹夫さんが再任されていました。