故きを温ねて新しきを知る
「1日24時間では足りません」と話す城間廣子さん。4月1日付で教育委員に任命された城間さんは、現在、民生・児童委員、年金指導委員、地区交母の会副会長、佐中PTA副会長を兼ねており、多忙な毎日だ。「時間的な犠牲はありますが、多くの人々とのふれあいは何ものにもかえがたい財産ですよ」と熱っぽく語る。婦人会の役員を皮切りに多くの役職を経験してきた城間さん、「今の私があるのは家族の協力とお義母さんの理解があるからこそ」と感謝しつつ笑顔をみせた。
教育委員の任命に「重荷ではありますが私の任務いかんによっては今後も女性が続いてくると思います。女性だからできないといわれないよう、これから勉強を重ね佐敷町の教育の発展に少しでも力になれば」と抱負を語った。
あらゆる分野の人々と接することによって自分がみがかれていくので、多くの女性の皆さんにがんばってほしいとエールを送った。