中学生にボランティアについての理解を深めてもらおうと、3月13日、町社協主催の中学生ボランティア研修会が実施されました。
この日は、佐敷中の1、2年生28人が参加、南風原町内にある授産施設の見学や、大里村の東雲の丘での実習を通して障害者の現状等を学んでいました。東雲の丘では、「私たちの体験学習」という映写でボランティア活動のあらましを理解した後、お年寄りの食事介助を行なっていました。最初、ぎこちなかった生徒達は、食事を口元に運んでいるうちに、会話も通じるようになっていました。続いて、車イスの操作方法の実習に移り、「思っていた以上に難しい」との声が聞こえていました。
今回の研修会に参加した生徒の1人は「今後もボランティア活動を続けていきたい。それは、お年寄りや力の弱い人などを見て自分にできることは手をかしてあげたいと思ったから」と話していました。