手抜きはしない 常に一生懸命
子ども達を中心として郷土沖縄の心と人の心のふれあいを大切にし、情操教育を計り健康で平和な人間の原点を追求、確立していこうと「ちびっこ照太鼓」を結成したと話す市川照子さん。
現在、3歳児から4年生まで25人を週一回指導している市川さんは、自費で太鼓をそろえ、自宅を開放して練習場にしている。「もともと芸事が好きだったんです。これまでの人生は決して楽ではなく、多くの方々に援助してもらった。 その恩返しに地域の子ども達を集めて、太鼓を通して交流を深めようと思って始めたんです」ときっかけを語った。
子ども達から「照子おばさん」と親しまれている市川さんは、今後、自宅を増築し防音装置を備えた一室を計画しているという。そこで練習を積み重ねいずれ他府県の子ども達と交流してみたいと大きな夢をもっている。その夢をかなえるために太鼓の指導に情熱をかける姿が一層輝いてみえた。