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文化の殿堂実現へ 町文化センター(仮称)起工式厳かに

2月24日午後4時、佐敷町文化センター(仮称)の起工式が、山城町長はじめ関係者多数が出席し行なわれました。町民の文化の殿堂、芸術文化活動の拠点づくりがいよいよ進みます。

起工式は、町文化センター建設敷地内(字佐敷307)で行なわれ、関係者によって工事の安全が祈られました。起工行事では、山城時正町長、伊禮清助町議、光南建設㈱津波保光代表取締役、㈲建築研究室リグ・アンド・パイル真喜志好一代表が神事にのっとり鍬入れを行ない、町文化センター建設の開始が示されました。
続いて玉串奉奠が行なわれ、建築部門はじめ各部門の工事関係者が、工事の無事故と町文化センターの完成を祈願していました。式典であいさつに立った山城町長は「若い人の文化に対する意欲が高まる中、将来を展望した文化センターの建設は、まちづくりの核ともなっていくものです。将来の町の文化の中心、町民の心のよりどころとなっていくものと思われます。関係者の真撃な取り組みと、すばらしい町文化センターの完成に期待しています」と述べ、文化のまちづくりへの意欲を表明していました。
設計者の真喜志氏は、「風水」の思想と佐敷町の歴史・文化を設計の基本にしましたとあいさつを述べ、会場から大きな拍手を受けていました。乾杯の音頭は、玉寄勝光町議会副議長によって行なわれ、「文化の拠点、芸術の殿堂を町民こぞって生かし、内外に佐敷町をアピールし、町の活性化を図りましょう」とのあいさつを合図に杯が乾されていました。
町民会館と中央公民館の機能を併せもつ町文化センターは、県内初の設備などを持つ音楽ホールをそなえた文化・芸術の拠点としていよいよ一歩踏み出しました。

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大分類 テキスト
資料コード 008445
内容コード G000000631-0001
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第188号(1993年3月)
ページ 2
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1993/03/10
公開日 2023/11/30