晴れやかな装いで気持ちも新たに-。1月15日午後、町老人福祉センターで平成5年佐敷町成人式が開催されました。
会場を埋めた新成人たちは、久しぶりの再会に話がはずみ、記念撮影をするなど輝きに満ちた一日となっていました。今回、本町で成人を迎えたのは183人(男性95人、女性88人)でした。
式典では、山城町長が祝意を述べるとともに「社会人としての自覚と責任をしっかり全うし、個性豊かな人間になってほしい」とあいさつ。引きつづき、宮城町教育長、山城町議会議長による祝辞が述べられ、新成人たちは、大人としての実感をかみしめているようでした。
最後に、新成人を代表して、銘苅一也さんと和泉洋子さんが「諸先輩方の激励や教訓をバネに目標に向かって一歩一歩前進していくことを誓います」と決意を表明していました。式典終了後、尚巴志大鼓や琉舞などが披露され、会場は大いに盛り上がっていました。
会場でひろった新成人のひとこと
『大人の仲間入りうれしい』森田みゆき=専門学校生
成人式、着物を着て実感がわきました。将来は、りっぱな保母さんになって、かわいい子ども達のめんどうを見ます。
『義務を果さねば』外間文朗=大学生
現在、大分県の日本文理大学で学び、遊んでもいます。将来は、ビッグな人間になりたいと思っています。成人を迎えたので、国民年金を払うよう努力します。
『将来は地元で働きたい』平田光憲=会社員
ハカマを着て大人になった感じがします。現在は、大阪でトラック運転手をしています。久々に仲間に会えてうれしい。将来は、親父と仕事をするのが夢です。
『大きな夢に向かって前進』仲本源=留学生
アメリカから帰ってきました。視野を広げようと一年間、アメリカの大学に留学しています。将来 は、英語を生かして貿易関係の仕事をするのが夢です。
『周囲に気配り・目配りを』山内夕子=県庁非常勤
キャリアウーマンを目ざしています。責任感のある人間になろうとあらためて誓いました。
『幸せな結婚!! それが夢』親川リカ=学生
今日から、大人の仲間入りといわれても実感はわきません。でも、義務や権利を考えしっかりしないといけないなと思っています。