おじいさん、おばあさん、ようこそ私たちの学校へ-。10月27日、町教委主催の寿大学一日入学が実施されました。この日は、77人のお年寄りが2班に分かれ、佐敷・馬天の両小学校へ登校、学校生活を体験していました。
佐敷小では、視聴覚教室で入学式が行なわれ、平良校長が「今日はようこそいらっしゃいました。 小学校時代を思いおこし童心に返って楽しんでください。」と歓迎のあいさつを述べていました。その後、校内の施設見学、給食、清掃、交流会と子どもたちとのふれあいを深めていました。
ソーキ汁と耳皮のあえ物の給食を共にしたお年寄りは「昔はね、お正月とかお祝い事のある時しか食べれなかったのよ」と子どもたちに話しかけていました。
午後は、児童が創意工夫をこらした歓迎会に招かれ、佐敷小では、方言クイズや昔あそびに加わり、馬天小では、方言による寸劇に大きな拍手をおくっていました。
児童のこころづくしに感動して涙ぐむお年寄りの姿も見受けられ、今後のはばひろい活動の展開が期待されていました。