多くの町民の皆さんの理解と協力によって子ども会の結成活動が一段と進展している。本町には、字佐敷に子ども会があるのみであるが、県営第2団地、兼久において育成会が結成され、いよいよ新たな子ども会の誕生も間近だ。
学校の週休2日制の実施に対応するためにも、子ども会の結成、育成はまたれるところであるが、それよりも、子ども会の存在は、子どもの自主性、協調性などを育くむにはなくてはないものと思われる。子どもたちが学校以外で学習する場があるということは、健全な社会の確立にとっても欠かせないものである。
その意昧で、今回の子ども会育成のための町民の皆さん方の活動は、本町のまちづくりの源動力のひとつになっているといえる。寸暇をみつけて子ども会の結成、育成に向け働いておられる皆さんには、まさに頭の下がる思いである。地域活動の原点にふれた気もしているところである。
本町では、まちづくりのひとつの柱に「人材育成」をあげており、子ども会の結成は施策の実施に大きな励みとなっている。子どもたちが家にとじこもることなく、多くの友だちと交流して、仲間意識、連帯と協調牲をみずから育ててくれれば、何よりである。
子どもたちが自主的に運営する子ども会が本来であるが、私たち大人の援助も初期においては欠かせない。関係各位に感謝しつつ更なるお願いを。(町長)