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高齢化社会に対応した福祉 町在宅介護支援センター開所

寝たきりのお年寄りなどを24時間体制で支援する町在宅介護支援センターが発足しました。4月13日、同センター設置場所の沖縄メディカル病院で山城町長はじめ関係者多数参加のもと、開所式が行なわれました。
山城町長は、「在宅の寝たきり老人はもとより、その介護者の相談を受けたり、介護に関する各種サービスは、高齢化社会への対応にも大きな役割を果たすもの」とあいさつを述べ、同センターの開所の意義を強調していました。式では、南部保健所の平田久夫所長のほか沖縄メディカル病院真栄城徳佳理事長がそれぞれあいさつを述べ、介護センターの設立にふれていました。
在宅介護センターは、在宅介護に関する電話や面接による相談、訪問指導、助言、介護機器の展示と紹介などを行ない、相談には介護福祉士、ケースワーカー、看護婦、保健婦が24時間体制であたることになっています。垣花恵政同センター所長は、「機能、体制をフルに生かした在宅介護サービスにつとめたい」と語っていました。
佐敷町在宅介護支援センターの開設は、県内5番目となっており今後の在宅福祉活動に大きな力となっていくと思われ、本町の福祉の風土づくりが一段と進みます。

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大分類 テキスト
資料コード 008445
内容コード G000000621-0002
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第178号(1992年5月)
ページ 2
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1992/05/10
公開日 2023/11/29