赤十字活動は、献血などの血液事業、地震などの災害に遭った人々を救護する災害救護活動、家庭における病人の看護の家庭看護法や、とっさの事故に備えての救急法、そして、溺れた人を救護する水上安全法等々がありますが、他にも世界各国で災害や紛争により飢餓、傷病、貧困に苦しむ人々の救援を行なう国際救護活動など、赤十字は常に人道、博愛を基本理念に中立、公平な立場で世界の平和と人々の幸福のための活動を展開しています。
また、中東湾岸戦争においては日本赤十字社も国際赤十字の一員として、医師、看護婦を含む医療団を派遣し、赤十字国際委員会のメンバーと共に被災者や難民の救護にあたりました。このような赤十字活動に必要な資金は、赤十字の人道、博愛に基づく諸事業の趣旨を理解され、賛同する方々が社員となって、毎年5月の「赤十字社員増強運動」を中心に納めていただく資金によってまかなわれております。
赤十字活動のより一層の伸展を図るため、皆さん一人ひとりのご理解とご協力をお願いいたします。