本町では、町勢発展の基本のひとつとして、これまで道路整備計画を練り、進めてきました。道路の整備は、地域住民の生活に直接結びつくものであり、計画には慎重さに加え、
将来計画に添うものという観点のもと、多くの方面から検討が加えられてきました。
現在も道路整備計画は、広域幹線道路、市街地幹線道路、地域内幹線道路の3つの視点からの計画が練られています。調査、研究に加え、よりすみやかな整備に向けての関係各機関との調整も進められています。
こうした中でも、特に地域住民に早期整備が願われている「つきしろ連絡線道路」は、多額の事業費が必要で、本町独自の事業としては無理なことから、現在、県道としての整備に向けて計画が練られています。台地と国道331号を結び、大里村、知念村、玉城村、本町の幹線連絡道路として活用する県道としての整備実現に向け、本町では諸活動を展開しています。
数年前より南部広域道路整備計画を背景に、「つきしろ連絡線道路」は、県道格上げのための条件整備の調査、研究を進め、さらに関係機関方面への要請、陳情活動を本町では進めてきました。また行政懇談会を通じての、県への要望活動も展開し、県道としての早期整備実現に力を入れているところです。
今後、国道はもとより県道の整備、南部広域道路整備計画、さらには「沖縄の道」整備計画などとの整合性を考慮に入れつつ、本町の道路整備計画は「つきしろ連絡線道路」をはじめ推進されていくことになっています。地域住民の生活向上に結びつく、各道路の更なる整備が望まれます。