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明るい町づくりは町民の手で 山城町長、三月定例議会で所信表明

平成4年度の町政の方向性を決める第90回佐敷町議会定例会は、3月12日から27日までの16日間の会期で開かれました。
開会冒頭、山城時正町長が町政運営方針を表明しました。その中で、本土復帰20周年という意義ある年を契機に「町民一丸となって"自然との調和、活力ある健康なまち佐敷"の実現に向けて強力に取り組んでいく」と強調。 第2次基本構想の理念と将来像のもと、「活力のまちづくり」 「創造のまちづくり」 「連帯のまちづくり」 「怏適なまちづくり」を施策の柱に、時代に即した豊かで明るい健康なまちづくりを推進していくことを明らかにしました(施政方針は6~9ページに掲載)。
町は、今3月定例会にこの施政方針の裏づけとなるべき予算、条例など23件の議案を提出、慎重審議の結果、1件が修正可決となったほかはすべて原案のとおり可決されました。平成4年度の一般会計予算の総額は、前年度比25.8%増の36億9600万円。この予算を活用して、公有水面埋立事業をはじめ総合行政情報システム導入事業、農村総合整備モデル事業、学校整備事業などの着実な推進を図ることにしています。また、目玉事業としては、佐敷町文化センター(仮称)の建設着手と青少年国際交流事業、復帰20周年記念事業などがあります。
3月18日の一般質問には8人の議員が登壇。社会教育の充実、ゴミ問題、児童館の設置、学力向上対策、ふるさと創生事業、キビ作活性化、文化協会への補助、姉妹町提携事業の推進など、町政全般の諸問題を活発にただしていました。また、今議会では「佐敷町『核兵器のない平和のまち』宣言が採択されました。

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大分類 テキスト
資料コード 008445
内容コード G000000620-0002
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第177号(1992年4月)
ページ 2
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1992/04/10
公開日 2023/11/29