町教育委員会では、2月6日よりPTA各支部に、子ども会の結成推進説明会を開いてきました。これは、学校5日制に向け、地域における子どもたちの健全育成を図る目的で開かれたものです。
説明会では、子どもたちの心身をすこやかに育てるには、学校教育以外の教育の必要性が強調され地域の子ども会の早期結成が訴えられていました。また、子ども会活動を通して、子どもたちに集団活動の楽しさや、ルールを守ることの大切さを知ることができたことなども語られ、大きな関心をよんでいました。
現在、本町において単位子ども会は、平成3年度に結成された字佐敷子ども会だけであり、他市町村同様、各支部に単位子ども会の結成が各方面から求められています。説明会の中でも、単位子ども会の結成、町子ども会連合会の設置が強く訴えられていました。
さらに説明会では、子どもたちだけで子ども会を作ったり、運営していくことは荷が重すぎることが話され、子ども会に理解を持ち子どもの成長発達を願う大人(育成者)の協力が必要であることが強調されていました。
玉城輝次県派遣社会教育主事は「いまの子どもたちは、遊びを知らないといわれます。遊び場に子どもの姿が見えない時さえあります。子どもの人間形成にとって、仲間と遊んだり、スポーツ活動など集団活動は欠かせないものといえます。耐え抜く意志や集団のメンバーとしての責任感、仲間に対する思いやりなども、子ども会活動通して得ることができます」と子ども会活動の重要さを述べ、本町における単位子ども会の早期結成実現への協力を各支部での説明会で求めていました。