佐敷町全町植物園化推進協議会の委員辞令交付式と初会合が1月27日午後、町役場会議室で開かれ、委員一人ひとりに山城町長から委嘱状が手渡されました。
席上、山城町長は「これまで造林事業、各種公園の整備、緑のシンホジウム、町史自然篇の編さんなどを通して快適でうるおいのある町づくりに努めてきた。佐敷町の価値を高めるためには、自然との調和のとれた開発が大きな課題。
皆さん方の英知を結集し、町民の理解と協力を得て、将来悔いのない町づくりのシンボルとして、この全町植物園化を推進していきたい」とあいさつしました。
各委員自己紹介のあと、委員の互選により推進協議会の会長に金城清町助役、副会長に山城健青町議会議長が選出されました。次いで目島企画室長が町の基本構想、全町植物園化構想の概要を説明。そのあとフリートーキングに入り、町の将来像、花と緑の町づくりについて委員の間から、次のような活発な意見、アイデアが出されていました。
●1つの集落をモデルにして一本、一本の木に名札をかけてみよう
●遊休化した広場や遊び場に木や草花を植えて憩いの場にしよう
●小谷、新里の森林、フナクブのガマなど町内にある優れた自然を保全し、教育施設として有効に活用しよう
●1年を通じて四季折々の花が見られるような佐敷町にしよう
●郷愁をさそう佐敷の原風景をイメージしながら緑化を進めよう
全町植物園化推進協議会は、委員15人で構成され、計画の策定や事業の推進にあたって、重要な役割を担うことになっています。
推進協議会の委員は次のとおり(敬称略)。
会長・金城清、副会長山城健青 委員・前城勲、宮城繁、山城忠俊、仲本祐三、玉城源喜、当真梅子、伊礼清則、知念盛俊、新納義馬、屋比久良明、伊禮青勝、安田哲也、武田慶信