なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

年金質問箱⑫ 奥さん、第3号被保険者の届出は?

質問 
サラリーマンの妻であれば、個別に保険料を納めなくても年金がもらえると聞きましたが、本当ですか。

お答え 
厚生年金保険の被保険者の配偶者、いわゆるサラリーマンの妻であって20歳以上60歳未満の人は国民年金に加入することになっています。サラリーマンの妻には、サラリーウーマン、自営業者、専業主婦の3つのパターンが考えられますが、それぞれ納付要件が異なってきます。

質問 
夫がサラリーマンで、妻自身も働いている場合はどうなりますか。

お答え 
第2号被保険者として厚生年金の保険料は納めますが、国民年金の保険料は納めなくてもよいことになっています。

質問 
サラリーマンの妻で、自営業を営んでいる場合はどうですか。

お答え 
第1号被保険者として国民年金の保険料を納付する必要があります。

質問 
サラリーマンの妻で、家事に専念している場合も保険料を納めるのですか。

お答え 
第3号被保険者として、その人についての負担は、厚生年金保険制度から国民年金制度にまとめて拠出されるため、個々の人が保険料を納付する必要はありません。

質問 
手続きも何もしなくていいわけですね。

お答え 
いいえ、市町村への届出が必要です、第3号被保険者になったとき、第3号被保険者でなくなったとき等、そのつど、正確な届出をしていただく必要があります。

質問 
届出をしないとどうなりますか。

お答え 
将来、年金が正確に受けられなくなる場合があります。まだの方は国保年金課へ届出てください。詳しくは947-6211へ。

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大分類 テキスト
資料コード 008444
内容コード G000000615-0030
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第172号(1991年11月)
ページ 11
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1991/11/10
公開日 2023/11/29