食生活の変化で、「王様の病気」といわれる痛風が多くみられるようになっています。30代から60代の男性に圧倒的に多く発病するのが痛風の特徴です。最近では若い人にも発病がみられます。
この痛風の原因となるのが尿酸です。血液中の尿酸のバランスがくずれると高尿酸血症になり、痛風や腎臓障害を引き起こします。健診などで尿酸値が高いとの指摘を受けたら大量のプリン体(これが体内で最終的に尿酸となります)を含む、レバーや魚の内臓などをさけるような食事にしなければなりません。肥満ぎみの人でしたら標準体重に近づける努力も必要です。バランスのとれた食生活が何よりです。