リサイクルに意欲
佐敷町婦人会長 當眞梅子さん
地域の環境問題に取り組もうと、7月7日から古紙のリサイクル運動を始めた佐敷町婦人会。毎月第1日曜日を実施日と定め、地域住民に協力を呼びかけながら回収作業を進めていくことにしています。
その準備作業に奔走した當眞梅子会長。自身も9年前からポリ容器の手作りコンポスターを活用し て成果を上げています。買い物はかごを持って出かける當眞さん。
「家庭で出すごみって、ほんのわずかなんです。古紙回収もスタートは大変だけど、定着すれば楽だと思う。分ければ資源、混ぜればごみ、子供達にも学んでほしい」と語ります。「婦人会でリサイクルの実績を積んで、成果が上がれば行政にも働き掛けていきたい」と意欲を見せる行動派です。
スポーツ大好きです
町体協理事長 神谷吉吾郎さん(42歳)
「島尻郡大会では一つでも多く優勝して上位入賞を目指したい」と話すのは、町体育協会理事長の神谷吉吾郎さん。縁の下の力持ちとして体協スポーツ競技の運営に努めてきました。
給食センター所長の重責もになう神谷さん。毎日曜日を返上してのハードな体協行事にも音を上げ ることなく頑張れるのは、「スポーツが好きなんです」のひと言に集約できそうです。
「町の夏季大会は例年に比べ参加者も多くて盛り上がりました。高校生の参加で活気も出てきました。今後も世代間のつながりを大事にしたいですね」とニッコり。秋の陸上競技大会は老若男女、町民みんなが楽しめるスポーツにしたいと、夢をふくらませます。
水難事故防止に一役
佐敷小学校6年 町田 淳君(12歳)
県警主催の水難事故防止ポスター・標語コンクールで、入賞者26人のうちの1人になったのは佐敷小学校6年生の町田淳君。標語の部で見事佳作を射とめました。
入賞作品は「およぐまえに 心のネジをしっかりと」。お友だちがおぼれないように、みんな楽しく水泳ができるようにとの願いを込めて作った標語は、今年の水難事故防止運動に活用されます。
「入賞は新聞で見てびっくりした。初めは信じられなかったよ。一番喜んでくれたのはおばさんかな」と答える町田君。長身でスマートな6年生の好きな科目は、算数。明るく素直な性格で多くの友だちに囲まれます。「今1番楽しいことは、みんなといっしょに遊んだり勉強したりすることさ」。
緑づくりに役立てて
馬天小学校3年 仲村渠理恵さん(9歳)
1年間せっせせっせとためつづけた袋いっぱいのおこづかいを、どんぐり君(緑と水の森林基金)におくったのは、仲村渠理恵さん。7月3日午後、お母さんといっしょに町役場を訪れた理恵さんは、収入役室窓口にあるどんぐり君の貯金箱に1枚1枚コインを入れていました。
おりこうさんだねーのほめことばにはずかしそうに身をちぢめる理恵さんですが、本当は明るいおてんば娘。体育が好きで走るのが大の得意です。「学校ではおしゃべりのチャンピオンといわれているんですよ。遊びが上手で、団地の子どもたちと仲良くとび回っています」とお母さん。元気な理恵さんの夏休みの楽しみは、大好きな海で水遊びをすることです。