第15代佐敷村長をつとめられた故瀬底正八氏の追悼会が、5月19日午後4時、多くの町民のつめかけるなかしめやかにとり行なわれました。会場の津波古公民館には、時間前から多数の関係者、町民が訪れ、故人の遺徳をしのんでいました。
追悼会は仏式で行なわれ、供養の読経の後、山城時正町長、山城健青町議会議長、山城虎時津波古区長が次々と故人をたたえ、しのぶ追悼のことばを霊前に捧げていました。いずれも故人の遺徳の偉大さにふれ、なかでも、馬天港の浚渫事業などの地域振興への尽力が大きくたたえられていました。
故瀬底氏は、佐敷中学校教頭をつとめるなど、教育界においても数多くの業績をのこされており、氏の偉大さにあらためて参列者はふれていました。教育、行政と多面にわたる故人の功績は、生前すでに町民表彰を受けており、多くの後継者も育っています。焼香、合掌する参列者の皆さんも感謝の追悼を行なっているようでした。
厳かな中、故人の偉大な遺徳をたたえる追悼会はその幕を閉じていました。