佐敷中学校(嶺井新吉校長.生徒数582人)では、4月12日午後2時から同校体育館で全校生徒を対象に学力向上対策の一環として講演会を開きました。
講師は本町字新里出身で30余年前に同中学校教諭の経験がある嶺井勇・沖縄国際大学教授。商経学部長、県の各種委員として多忙を極める中、後輩たちのために快く講演を引き受けていました。嶺井教授は「悔いを残さない充実した中学生活とは」と題して、物の無い時代に過ごした中学時代の話や、自身の体験からスポーツと勉強の両立方法など分かりやすく話しました。また、「心身鍛錬」「前途有望」「柔軟な頭」をキーワードに、中学時代は基礎づくりという意昧で人生の中で貴重な時間だと強調していました。
先輩たちがどんな環境の中で生き、どんな中学校生活を送ったか、そして私たちはどう生かしていくかが学ばれた今回の講演会は、生徒たちの向上心と学習意欲を大いにかき立てていました。