血圧は気温、緊張感、運動などさまざまな条件によって変化します。血圧とは、血管の中を流れる血液が血管の壁に与える圧力のことです。高血圧になると、心臓、腎臓、血管などに悪影響をおよぼします。
高血圧と診断された人は、太り過ぎと塩分のとり過ぎを改める必要があります。肥満を解消するだけで、血圧が正常化することはよくあります。また、塩分の摂取量は、1日8グラム以下にしなければなりません。このような努力を続けてもなお、血圧が高いようでしたら、医師の指示のもとで薬を服用する場合もあります。機会をみつけて、常に自分の血圧を知っておくことも、健康維持の秘訣といえます。