質問
私は満20歳の大学生ですが、国民年金に入らないといけないのですか。
お答え
はい。平成3年4月からは満20歳以上の大学生、専門学校の学生(昼間部)も国民年金の第1号被保険者となります。これまでは希望者だけの任意加入の扱いでしたが、任意加入しなかった場合、例えば在学中の病気、ケガで障害が残っても年金は受けられませんでした。ですから将来の生活保障という点から、満20歳以上の学生についても国民年金の第1号被保険者としたのです。そこで学生本人、または親に保険料の納付義務が生じることになりますが、相方に保険料の負担能力がない場合、申請により保険料が免除されることがありますので、ご相談ください。
質問
国民年金の保険料はどうなりますか。
お答え
定額保険料は平成3年4月分からは月額9,000円になります。
質問
保険料が上がっていくのがどうも…。
お答え
そうですね。物価が上がれば年金も引き上げなければならないので、保険料も相応に上がっていきます。
質問
保険料はどこで納めるのですか。
お答え
保険料は、役場から送付される納付書などにより、公民館か金融機関での□座振替、役場窓口で納めることができます。
質問
個人年金に比べて国民年金はどのような点でメリットがありますか。
お答え
国民年金には、物価が上がった分だけ年金額を増額する物価スライド制が導入され、物価上昇による年金額の実質価値の低下を防いでいます。皆さんが年金を受ける時には何回もの物価スライドや財政再計算が行なわれて、年金額はさらに大きくなっています。