第81回佐敷町議会定例会は、平成12年12月14日から20日までの7日間の会期で開かれました。
山城時正町長は、今12月定例会に平成元年度一般会計歳入歳出決算など認定3件、一般会計補正予算など議案4件を提出しましたが、慎重審議の結果、7件とも原案のとおり可決されました。
平成元年度の一般会計の歳入決算額は、30億5859万円で、歳出が29億1164万1000円となっています。審議の中では、地方税の徴収率の向上、使用料の適正化等自主財源の確保を要望する声が多く、歳出面では、行財政の簡素効率化と経費の節減合理化に力を入れるべきとの指摘がありました。
最終日12月20日に行なわれた一般質問には7人の議員が登壇。各学校へのコンピュータ導入、海浜への進入路、廃物再利用、地すべり対策、土地改良事業、障害者の雇用促進など、当面する町政の諸問題について活発に当局の考えをただしていました。
また、今議会では暴力団の根絶に関する決議を全会一致で採択。暴力団の取締り強化と暴力団の根絶と排除のために断固たる対策を講ずるよう県知事はじめ関係機関に要請しています。