「21世紀を拓く女性はいま」をテーマに第40回婦人大会が11月20日、豊見城村
中央公民館で開催されました。
大会では「地球環境の保令と郷土の緑化をめざして」と題するシンポジウムか行なわれ、本町婦人会書記の勢理客光子さんがシンポジストの一人としてごみ問題アンケートの結果を報告しました。
町婦人会環境衛生部では、ごみ問題を会員一人ひとりに考えてもらおうと8月から10月までアンケートを実施。10項目の問いに婦人会員655人(回収率62.5%)が回答しました。その結果、ごみの回収日を守り分別して出している人は約90%と高率となっているものの、スプレー缶に穴をあけたり、乾電池や蛍光灯、体温計などに気をつけて出している人は約40%と少数。古紙についてはごみに出している人が74.5%と多数を占め、自宅で燃やしている人は16%、リサイクルの元になるちり紙交換に出しているのは12.4%にとどまりました。
ほかに、ごみ処理費用について知っているかは67.2%が「いいえ」、ごみ減量・リサイクルは51.6%が積極的に行なっていないと回答しています。しかし、「今後リサイクルごみに分別するようになったら協力できますか」との問いには、95.1%の人が協力的な意向を示しました。
これらの結果から勢理客さんは 「このアンケートに基づき、議会にごみ問題を考えてもらうきっかけになった」と成果を語りました。さらに、環境保全のためのリサイクル再考の必要性を述べ、「ごみを分別すれば、焼却費用の削減にもなり税金のむだ使いも防げる。行政と住民、地域が連帯し、ごみ処理をシステム化していこう一と強調し、ごみ問題への自覚を促していました。