なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

国保質問箱28 国民健康保険と歯の治療

質問 
歯の治療をしたいのですが、保険がきかない場合もあると友人に聞きましたが…。

お答え 
歯の治療の場合は3つのケースがあります。①保険診療、②自費診療、③材料差額診療の3
通りとなっています。

質問 
①の保険診療について教えてください。

お答え 
保険診療の場合は診察、処置、材料などすべて保険でまかなう場合をいい、早めの治療であ
ればほとんど保険でできます。

質問 
②の自費診療はどういうものですか。

お答え 
保険のきかない材料(例えぱ14金を超える金合金)を使用する場合で、材料代、技術料な
ど全額自費払いとなります。

質問 
③の材料差額診療について説明してください。

お答え 
前歯の鋳造歯冠修復と継続歯については、保険のきかない材料を使った場合でも保険診療
と自賛診療の差額分だけを負担することになります。

質問 
国民健康保険だけで治療を受けたいのですが?

お答え 
そのことを医師に告げてください。もし国保のきかない材料を使うときは、保険の場合と材
料や料金がどう違うのか、あらかじめ確認した方がいいと思います。

質問 
医療費の中で歯の治療にかかる割合等はどうなっていますか。

お答え 
元年度の場合2852件で費用額は3,546万円。医療費総額の約8.3%になっています。
保険のきかない分も合わせると相当の額になると予想されます。早めの治療であればほと
んど保険でできますので早期発見、早期治療を心がけてください。歯は消化器管の入口です。
歯みがきで虫歯を防ぎましょう。

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大分類 テキスト
資料コード 008443
内容コード G000000596-0028
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第158号(1990年9月)
ページ 11
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1990/09/10
公開日 2023/11/28