わが沖縄は、有数の移民県である。世界中で多くのウチナーンチュ、1世、2世、3世が各界で活躍していることは、周知の事実だ。戦前、戦後を通して、沖縄県から雄飛していった方々は、いまや世界中でその根を広げている。
その世界のウチナーンチュの代表を一堂に会して、大イベントが行なわれた。世界にウチナワンネットワークをつくり、沖縄県が世界に向けて発展の足がかりを固めることが大会の趣旨である。世界各地から沖縄の心と血を受け継ぐ人々が集まり、世界のウチナーンチュ大会は予想以上に盛り上がった。
海外に雄飛され、生活基盤を固められるまでの辛苦は、いろいろな形で私たちに伝わって来ている。言葉のハンデ、生活習慣のちがい、気候、とどれをとっても並大抵の苦労ではなかったであろう。
しかし、そんな中にあっても世界のウチナーンチュは、沖縄戦で荒廃した郷土の復興に多大な援助を惜まなかったのである。焼土と化した沖縄の復興に、世界のウチナーンチュは、物心両面に亘って援助の手をさしのべてくれた。
郷土愛、兄弟愛、人間愛、世界のウチナーンチュは、私たちにとって生きた教科書であり、ひとつの大きな指標である。世界を結ぶウチナワンネットワークから、今後もさまざまな先輩たちの活躍がきこえてくるはずだ。本町の「歓迎の夕べ」でも世界のサシキンチュは生き生きと輝いていた。 (町長)
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|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008443 |
| 内容コード | G000000596-0006 |
| 資料群 | 旧佐敷町(佐敷村)広報 |
| 資料グループ | 広報さしき第158号(1990年9月) |
| ページ | 3 |
| 年代区分 | 1990年代 |
| キーワード | 広報 |
| 場所 | 佐敷 |
| 発行年月日 | 1990/09/10 |
| 公開日 | 2023/11/28 |