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棒術でサシキをアピール 世界のウチナーンチュ大会で

伝統の津波古棒術、晴れの舞台で大かっさい-。津波古棒術保存会(嶺井時光会長)のメンバー19人が8月25日午後、沖縄コンベンションセンター展示棟で開かれた世界のウチナーンチュ大会の「空手道・古武道世界交流祭」に出演。気迫みなぎる棒術を披露し、観衆から拍手を浴びました。
津波古の棒術は約300年前から伝わるもので、祝いの幕あけを飾るメーカタ棒、1人から5人による組棒、集団でにぎやかに演ずる棒マチなどがあります。  今回、披露されたのはその中の組棒。チュイボー、タイボー、ミッチャイボー、ユッタイボー、そしてグニンボーが、鉦に合わせて演じられ、その勇壮、華麗な演武は世界のウチナーンチュの目をくぎづけにしていました。
伝統文化の継承発展に意欲を見せる津波古棒術保存会のメンバー発表の機会も増え、練習にも一段と熱が込もります。9月1日から2日間、ハワイで開催される移民90周年記念の沖縄祭にも参加、活躍の舞台がさらに広がります。

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大分類 テキスト
資料コード 008443
内容コード G000000596-0003
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第158号(1990年9月)
ページ 2
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1990/09/10
公開日 2023/11/28