8月24日夜、町老人福祉センターで「町出身世界のウチナーンチュ歓迎のタベ」が開かれました。沖縄の伝統芸能、民俗芸能や武道を通して、文化と心を味わってもらおうと、舞台では古典音楽、琉舞、空手演武、尚巴志太鼓、佐敷音頭が披露されていました。山城町長は、戦後混乱期の海外移住者からの多大な援助にあらためて感謝するとともに「ふるさとの心、佐敷町の発展を国に帰ってみなさんに伝えてください」とあいさつを述べていました。玉城町老ク連会長の乾杯の音頭、記念品贈呈と続き、宴が盛り上がる中、山城ジョゼー氏(ブラジル・津波古出身)が世界のサシキンチュ代表あいさつを述べました。
会場では、舞台の合い間に旧交を確め合う人、お互いの国の事情を語り合う人などの歓談が続き、乾杯を交わす姿が多くみられました。この日は、津波古の棒術が屋外で披露され、気合の入った演武にヤンヤの喝采がおくられていました。舞台最後のカチャーシーでは、ウチナーンチュの心がはぜているようでした。