第1回ROK新唄大賞に選ばれた「あかばんた」の受賞祝賀会が、6月8日町老人福祉
センターで開かれ、約500人がつめかけました。
アカバンタは、手登根の東にある高台で、その昔、若者たちが毛遊びをして遊んだというところ。
作詞者の宮城鷹夫さん(字手登根出身)は「今ではアカバンタは人が足を踏み入れることもできないくらい荒れ果ててしまった。しかし、佐敷のさまざまな歴史や文化を秘め、私たちの故郷を見つめている」と話していました。
祝賀会では、上原正吉民謡クラブのメンバーが「あかばんた」などを披露。紫の会琉舞練場や野村流古典音楽保存会、真喜志康忠さん、當問美恵蔵さんらが舞踊や芝居ゆんたくをし、会場から盛んな拍手を浴びていました。
主催者の「あかばんた」新唄大賞受賞祝賀実行委員会は、後日、町社会福祉協議会、町老人クラブ連合会、町婦人会、手登根老人クラブおよび手登根婦人会へそれぞれ3万円を寄贈しました。