一人暮らしのカメさんは、今年満百歳。足が少し悪いもののとても元気なおばあさんです。記憶力は抜群で話好き。大正8年から48年間いたという移民先ハワイでの体験をよどみなく語ってくれました。
ランプ生活、豚や鶏を飼い、病院に勤め、最愛の夫を助けて働きに働き通した日々。楽よりも苦の方が多かったねと述懐。それでも「現地の人からホーハッパイと書われた時はびっくりしたサー」と明るい艶話も。肥料を持って来なさいの意と解説し笑いを誘います。「長寿はウマンチュのおかげ」と感謝するカメさんは琉歌が得意。
「佐敷山々に青空拝みでぃ心若々と体お願い」