5月は総会が目白押し。町内でも各種団体の総会が相次いで行なわれ、新たな決意と期待を込め新年度のスタートを切っていました。 佐敷町農業協同組合の平成2年度通常総会は、5月26日午後町老人福祉センターで開かれ、前年度の事業報告、本年度の事業計画の設定などが行なわれました。
総会には大勢の組合員が出席。席上山城忠俊組合長は「農協経営も厳しい時代を迎えているが、全員が一体となって健全経営、豊かな農業を目指そう」とあいさつ。事業方針では、金融自由化の進展による深刻な情努をふまえ佐敷、知念、与那原、大里の四農協の合併に積極的に取組むことが確認されていました。
また同じ26日には、佐敷中城漁業協同組合(山城健青組合長)の通営総会が津波古公民館で行なわれ、平成元年度の事業報告、平成2年度事業計画(案)などが審議、承認されていました。
同漁協の事業方針では漁業の生産性を高め活力ある漁業振興を図るため、沿岸漁場整備開発事業等の推進、漁場の開発利用と栽培漁業の推進、後継者育成と技術の開発など7つの重点施策を提起、組合員の総力を結集して積極的に取組もうと誓い合っていました。
農協、漁協の総会に続いて、5月29日には佐敷町商工会の通常総会が町老人福祉センターで開催されました。総会には多数の会員が出席し、前年度収支決算、本年度事業計画(案)などを全会一致で承認。仲本祐三会長は「取巻く環境は厳しいが、商工会館の建設、設立15周年記念事業の推進を最重点に質的向上を目指し会活動を展開しよう」と訴えていました。