本町町民のまちづくりにかける情熱とパワーを改めて感じ取ることができた。町制施行10周年記念式典と祝賀会が、6月2日、西銘県知事、造酒沖縄開発庁沖縄総合事務局長はじめ多くの来賓のご臨席のもと記念式典は挙行された。会場の都合で全町民うち揃ってというわけにはいかなかったが、この日は祝賀の心が町中にあふれているように感じられた。
さらに出席いただいた250人にのぼる町民の皆さんの、ふるさとを愛する心が、当日は痛いように感じられた。このような心と力が、本町の10年の歩みを進め、多くの成果を
かちとったのではなかろうか。
記念式典では、平成2年度町功労者表彰と町制施行10周年記念特別功労者表彰もとり行なわれ、多方面で貢献された皆様の功労が讃えられた。それぞれの方々が地道な努力、研究を続けられ、本町のまちづくりにさまざまな形で貢献なされたわけである。記念式典にふさわしい表彰であった。
町制施行10周年は、本町の歩みのひとつの節目であり、初心にかえってまちづくりを考える絶好の時ではないかと考えられる。10年間のまちづくりの進展を検討し、本町の将来のあるべき姿を、ハード、ソフト両面から新たに創造していく機会と受けとめている。
厚生年金休暇センターを核とした南部振興の拠点つくり、MTP構想、佐敷シーガーデン構想の実現による新たなまちづくりに力を尽くしたい。 (町長)