タバコとがんの因果関係は、多くのデータが示しています。40歳以上の日本人男性12万人以上を、長期にわたり調査した結果、1日25本以上タバコを吸う人は、吸わない人に比べ、喉頭がんが90倍以上も多く、肺がんでは7倍の死亡比になっていました。
しかし、禁煙すればがんになる危険はそれ以上増えず、また、禁煙すれば、約5年後ぐらいでほとんどタバコを吸わない人と同じくらいの状態に近づくことができます。肺がんには、吸いはじめた年齢が低いほどかかりやすく、ヘビースモーカーほどおかされやすくなります。自分のため、周りのため、ぜひとも禁煙をおすすめします。