いかにしたら生きた線が―。デッサン初歩講座は熱気にあふれています。
町教育委員会主催のデッサン初歩講座は、昨年10月4日より、新鋭画家渡名喜元俊氏の指導のもと行なわれています。静物のデッサンをはじめ、細密画、淡彩画(風景)、構図の入れ方、明暗の出し方、油絵の下絵としてのデッサンなどが学ばれています。
毎週水曜日、2月下旬までの教室には、絵画をこころざす町民の皆さんの厚い思い入れが満ちています。スケッチブックを手に鉛筆をはしらす姿には、とても初歩の講座という感じはみられません。人物のクロッキーにいどむ姿などには、熱心さ以上の雰囲気が感じられます。デッサン初歩講座から、新たな芸術家の誕生が期待されるところです。