秋本番、町の「みのり」が勢揃い―。11月25日(土)、6日(日)の両日にわたって”佐敷町産業まつり”が、町老人福祉センター、農村婦人の家を会場に行なわれました。
雨にたたられ出足は例年より鈍かったものの、多くの町民、関係者が会場につめかけ大きなにぎわいを見せていました。
産業まつりは、本年のこれまでの町内の農業をはじめ各産業の成果、さらに各種団体の活動の成果を町民をはじめ多くの人々に示す一大イベントでもあり、3年ぶりの開催とあって展示、即売はもとより各コーナーとも活気に満ちあふれていました。
今年は、新しい産業のひとつとして期待されるデイゴ材による漆器が展示され関心を引いたほか、町特産の竹細工製品も依然根強い人気を見せ、芸術的に編まれたカゴ、ザルに見入る人も少なくありませんでした。
また、日曜日には、揃いの黒装束に身を包んだ「尚巴志大鼓」のメンバーが力強い大鼓の響きを初披露、大勢の参観者から大きな拍手を浴びていました。