10月13日、沖縄メディカル病院の山口登医学博士を講師に迎えて、町老人福祉センターで栄養教室が開かれ、23人が「成人病の基礎知識」を学びました。
内容は成人病の概念からその種類、特徴、予防など全般にわたり、自分や家族の健康にじかに関わるだけに、受講者は真剣な表情で講演に聞き入っていました。
山口博士は、健康で長生きするにはバランスのとれた食生活と適度な運動、そして心のバランスを保つことがもっとも重要であると強調しました。成人病を未然に防ぐための日常生活のあり方やストレスの解消法など、健康の維持が学ばれた教室となっていました。
ところで、複雑多様化する現代生活、高齢化社会を反映して成人病対策やお年寄りの健康管理がいま大きな課題となっています。沖縄メディカル病院では、11月から山口博士を担当に老年科相談コーナーと成人病相談コーナーを新設。地域医療の充実を図り、住民の健康づくり、福祉の向上に寄与したいと意欲をみせています。