本町出身で青年海外協力隊の一員としてタイに向った瀬底正武さんから、山城町長に元気で活躍する便りが届きました。現地語を学 び、着々とその役割をはたしている瀬底さんの姿が浮かんでくる内容です。山城町長も感激の面持ちで便りを読みかえしていました。
以下、便りの内容です。
拝啓 まずは五選おめでとうございます。沖縄では大へんお世話になりました。タイに来て丸二力月、一力月間のバンコク近郊での現地語学訓練の後、任地プーケットに着任以来丸一力月が経ったわけです。
タイは途上国とはいっても、マレーシアやインドネシアと共に優等国であり、中進国の仲間入りをするのもそう遠い将来の話ではないでしょう。特に食べること、飲むこと、遊ぶことに関しては日本以上に豊かな国で、生活面での不自由はありません。また、プーケットは沖縄と同じく観光産業を主体とする島です。最近、世界的なビーチリゾートとして脚光を集め始め、いまや島はホテル、バンガロー等の建築ラッシュであります。しかしながら、いわせてもらえば、海自体は沖縄とそう大差ありません。むしろ沖縄の離島の方がきれいだと思います。ただ両者とも似かよった情況下にある以上、お互い学ぶべきものはあると思います。
勤務先はプーケット・テクニカルカレッジ(日本の高専にあたる学校)です。やっと仕事らしい仕事に着手したばかりで、まだこれといった成果はあげておりません。気長に頑張るつもりでいます。それでは。敬具