任期満了に伴う佐敷町長選挙は9月3日投票、即日開票された結果、現職の山城時正氏(56)が、3,218票を獲得。新人で革新統一候補の与那嶺光雄氏(47)を99票差で破って五期連続当選を果たしました。投票率は89.81%、総投票数は6,369票。
佐敷町長当選証書付与式は9月7日午後、町老人福祉センターで行なわれ、5選を果たした山城町長に仲村武一町選管委員長から当選証書が手渡されました。
付与式のあとの懇談会で、神谷正雄議長は「16年の実績、政策が正しく評価された。公約実現に取組み、町民と共に新しい佐敷町建設のため頑張ってもらいたい」と激励しました。
これにこたえて山城町長は「今、当選した実感をひしひしと感じている。批判票も謙虚に受け止めながら和をもって町民のための行政を進める。21世紀を展望したすばらしい町づくりに全力を尽くしたい」と抱負を述べました。
会場には、議員や区長などがつめかけ、酒を酌み交わしながら当選を祝っていました。
5期目の山城町政は9月17日(日)にスタート。就任式は翌18日午前、町役場会議室で行なわれました。席上、山城町長は「町民の多様な声を吸収し、それを集約して行政に生かすのが我々の責務。
力を合わせて明るい町づくりにまい進しよう」と述べ、職員の奮起と協力を望んでいました。